2016/02/24

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マーレンシャーの一派が巡礼にて
重く大きな鈴を体に巻きつけるのは
広大かつ過酷な砂漠での修行だ

行路に迷う他の巡礼者への道標


錆びつき融けだした時計の針など
とっくに捨てた

生きることと死ぬことは
同時進行だから今と未来はいつも
慣れの中で綯い交ぜになる

昨日笑ってたヒトが
今日死んでいない
そんな砂漠の巡礼だった










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