納豆をどんぶりで食らう時
この暑い季節にコンビニで
焼き芋を見かけた時
君を想い描くよ
食材にこだわり
調理にこだわり
味にこだわり
食い物ばかりを話題にしてる
連中のことを笑いながら
一緒に呑んだ日のことを
私たちは想い描くよ
読んだ本のことばかり
聞いた音楽のことばかり
Sufiのことばかり
Beatのことばかり
学びのことばかり
感覚のことばかり
話題にしてる
自分たちを棚に上げてね
食材の如何でもなく
調理の如何でもなく
味の如何でもなく
物語の如何でもなく
音楽の如何でもなく
Sufiの如何でもなく
Beatの如何でもなく
学問の如何でもなく
感覚の如何でもなく
ただ どれをとっても
腹いっぱいになることの幸せが
とても有難かったからね
腹いっぱいは夢いっぱい
それを有難く想うことで
繋がっていたからね
君は年寄りのような
若者だったよ
恋の話になると
君は生まれたばかりの
赤子のように
言葉を捨てて
ムズムズしてたっけ
君は死んじまった
でも何となく
生きてるような気もする
私たちにとっては
見とれた人形に
一瞬の命を疑うような気分さ
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