酔いどれ AM5:20
振り返れば
いつだって時の流れは早い。
過ぎ去って行くものを
「今」が
次から次へと
排泄しているのだから。
寒くなると
朝の始まりが遅くなる。
時間的には早朝でも
感覚的には深夜。
それにかまけて
私は5時を過ぎた今でもまだ
ウィスキーを飲んでいる。
あっという間の一週間であったにしては
今日が久しぶりの休日などとも感じたりして
それは
今ある現実をそろそろ
ぶっ壊したいという
ささやかな衝動の兆候である。
非現実に慣れすぎると
現実はスパイスとなり
現実に慣れすぎると
非現実がスパイスとなる。
微妙なバランスが崩れる時
私は悪い癖のように
時間と状況に
スパイスを求めてしまう。
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