2011/11/12

酔いどれ AM5:20















振り返れば
いつだって時の流れは早い。
過ぎ去って行くものを
「今」が
次から次へと
排泄しているのだから。

寒くなると
朝の始まりが遅くなる。

時間的には早朝でも
感覚的には深夜。
それにかまけて
私は5時を過ぎた今でもまだ
ウィスキーを飲んでいる。

あっという間の一週間であったにしては
今日が久しぶりの休日などとも感じたりして

それは
今ある現実をそろそろ
ぶっ壊したいという
ささやかな衝動の兆候である。

非現実に慣れすぎると
現実はスパイスとなり
現実に慣れすぎると
非現実がスパイスとなる。

微妙なバランスが崩れる時
私は悪い癖のように
時間と状況に
スパイスを求めてしまう。












0 件のコメント :

コメントを投稿