2011/11/20

















昨日は冷たく強い雨が降り続いた。
そんな雨の日ほど晴れた日を想う。

そんな雨の日は
誰も空を見上げない。

傘をさしたまま
見上げることもできないし、
傘をどけて
強い雨に打たれながらも
見上げたりしない。

放射線が云々だ・・
まるで昔ながらのSF的な世界が
超現実であるから余計に
雨の日に空を見上げるなんてない。

浴びるように雨を
受け止める奴なんて
そうそういない。
受け止めた奴がいたとしても
冷静になればよぎるものがある。

その深刻さにおいて
問われるものがある。


罪悪感。


含んだ放射線を散りばめる雨の
事実と可能性への疑問を無視しながら
想定を曖昧にしたまま
言い訳を歌い続ける街のリーダー達が
無差別に自己責任を投げかける世の中。

曖昧な事実と可能性ばかりを提示し、
真の事実と可能性を告げる責任を封印したことさえ
透けてしまう空気の中で
押しつけられ培養されるのが
やるせなさと怒りを超えた先にある
罪悪感だ。

ヒトの慣れと習性をあてにした者達と
あてにされた者達の
心の在り方の一つの行方。


雪崩のような世の中の一方通行、
そんな世の中に慣れすぎること、
雨にまつわる理不尽な罪悪感を、


私は許せない。











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