2012/06/15

路の途中で #19















Oasisは聖者Lal Shabaz Qalandarがその路に創った奇跡だ。
そこには水があり樹があり
小さな集落があった。
OasisとOasisを繋ぎ経由して歩き続ける砂漠の巡礼で
MalenshahのグループはOasisに辿り着いた時、
そして次なるOasisへ出発する時にDhamaalする。

それは過酷な巡礼において
歩き続けたその日の終わりに
生きていられたことへの有り難みと
再び歩き進めようとするその日の始まりに
すべてを預けようとすることを意味している。


時間は変化の様子でしかない。
うつろうその様子に
自らを投げ出した巡礼者は
自身がどんなに小さな存在であろうが
目の前で動きうつろう世界の一部であることだけを誇りに
いつの瞬間か大いなるエネルギーという神との一体化を想い描く、
まるで恋い焦がれるように。


Mast Qalandar
Jhure Lal












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