2012/07/14

秒針が意味を果たさぬ「変化の様子」











時は流れているようで
塊のように止まってる
そして
時は止まっているようで
血のように駆け巡ってる















「星をたべようよ」



本当だよ 子供たち
神様は

飛行機のために空をつくり
観光客のために珊瑚礁をつくり
農薬のために畑をつくり
ダムのために河をつくった

ゴミ処分場のために森をつくり
スキー場のために山をつくり
動物園のために獣たちつくり
交通事故のために自動車つくり

幽霊が踊るよう原子力発電所をつくり
ロボットが踊るよう人間をつくった

子供たちよ
「大丈夫」
井戸は涸れない

ごらん 夕焼けだ
畑にひまわり
空に赤とんぼ

誰かが詩い出す
星をたべようよ



(詩:ナナオサカキ 下村誠・アルバムバージョン)















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