秒針が意味を果たさぬ「変化の様子」
「星をたべようよ」
本当だよ 子供たち
神様は
飛行機のために空をつくり
観光客のために珊瑚礁をつくり
農薬のために畑をつくり
ダムのために河をつくった
ゴミ処分場のために森をつくり
スキー場のために山をつくり
動物園のために獣たちつくり
交通事故のために自動車つくり
幽霊が踊るよう原子力発電所をつくり
ロボットが踊るよう人間をつくった
子供たちよ
「大丈夫」
井戸は涸れない
ごらん 夕焼けだ
畑にひまわり
空に赤とんぼ
誰かが詩い出す
星をたべようよ
(詩:ナナオサカキ 下村誠・アルバムバージョン)
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