2013/02/21

勘違い




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インド・ヴァラナシにて。



唱える者と唱えない者がいる。
すべての者に唱えろなんて言わないし、
唱えた者が得をするとも想わない。

誰のために、何のために、
想わず唱えたくなってしまう自分がいるのか、を
考えたことがあれば分かるだろう。

それが誰かのためでもなく、
それが何かのためでもなく、

結局は
自分のためだけにあるということを。
始まりがそこにあるということを。

世界平和を願う、なんて安っぽく唱える奴は
自分だけの平和しか願っていないということを。
世界の平等を願う、なんて安っぽく唱える奴は
自分だけの平等しか願っていないということを。

何も語らない輩の無関心を
自分ばかり願う輩が問う資格がないことを。












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