2013/05/04

果てしない 0



















護国寺本堂でチベット僧の祈祷に目を瞑る。
砂曼荼羅の制作が同時進行する本堂では
大勢の人の出入りが繰り返されていたが、
目を瞑れば、ささやかな静寂が舞い降りた。
畳の匂い、幾重に交じる倍音。懐かしく心地いい。



生まれて
やがて死ぬまでの旅
死んで
やがてまた生まれるまでの旅
旅は続く

旅の終わりは
生まれ変わらぬこと

果てしないゼロ








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