2013/08/09

解かれた封印 〜米軍カメラマンが見たNAGASAKI〜







解かされた封印 ~米軍カメラマンが見たNAGASAKI 投稿者 dm_511f8257553bb





YouTubeより、2008年8月7日に放送されたNHKスペシャル
「解かれた封印 〜米軍カメラマンが見たNAGASAKI〜」
(※YouTubeでの公開が削除されたため、Dailymotionより)



ある長崎の写真、それは元アメリカ海兵隊カメラマン、
ジョー・オダネルによって撮影された写真だった。
ジョー・オダネルは従軍カメラマンとして原爆投下直後の長崎を訪れ、
軍に隠れ自分のカメラで撮影した。
帰国後、ジョー・オダネルは悪夢の記憶にさいなまれ、
長崎の写真を屋根裏のトランクに入れ封印してしまう。
しかし43年後、突然トランクを開け、原爆の写真を公表し始めた。
なぜ批判されながらもジョー・オダネルは母国を告発したのか?
彼の死後その足跡を追う息子タイグ・オダネルは遺品の中に残された
録音テープを発見する。テープには父の強い信念の告白が録音されていたのだ。


アメリカはきのこ雲を見て戦争は終わったと思っていた
しかしそれは間違いだった
生き残った日本人にとって苦しみの始まりだったのだから

誤解しないでほしい私はアメリカ人だ
アメリカを愛しているし国のために戦った
しかし母国の過ちをなかったことにできなかった
退役軍人は私のことを理解してくれないだろう
私は死の灰の上を歩きこの目で惨状を見たのだ

確かに日本軍は中国や韓国に対してひどいことをした
しかしあの小さな子どもたちが何かしただろうか
戦争に勝つために本当に彼らの母親を殺す必要があっただろうか
1945年あの原爆はやはり間違っていた
それは100年たっても間違いであり続ける
絶対に間違っている 絶対に
歴史は繰り返すというが繰り返してはいけない歴史もあるはずだ

たとえ小さな石であっても波紋は広がっていく
それは少しずつ広がりいつか陸に届くはずだ
アメリカという陸にも届く日がくる
誰かが続いてくれれば波紋はさらに広がっていく
そしていつか 誰もが平和を実感できる日が来ると 信じる


― Joe O’Donnell (ジョー・オダネル) ―



息子 Tyge O’Donnell (タイグ・オダネル)によって
父 Joe O’Donnell (ジョー・オダネル)の写真は写真サイトFlickrに公開されている。

http://www.flickr.com/photos/thephoenixventure/












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