2013/10/25

Drive to the memory




(写真クリックで拡大)








写真を撮ったもんだから
てっきり金をくれ、というのかと想ったら、
金を差し出してきた。

意味がわからず、なぜかと聞くと、
その昔、おまえにプーリーを食わせてもらったからだ、と言いやがった。
不覚だった。記憶も追いつかなかった。

懸命に想い返してみる。

彼は夜中にトラクターを運転していた。
砂深い砂漠のレイヴ・パーティー会場まで
参加者を届けるトラクターの運転手だったのだ。

私も彼もバキバキだったあの頃。

「アンタ、色々あったんだね」
そう言おうとして涙が溢れてきた。











0 件のコメント :

コメントを投稿