2013/11/18

稼ぎ手




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物事の多くは二つで一つとして表わされる。
その場合その二つはそれぞれが対極である。
物事を語るうえにおいても、可能性においても、
向かい合う対極があるからこそ、対極とその対極間にあるものを
一つとして眺められたりもする。
例えば、何かをする側、される側という対極があればこそ、
その何かを客観的に見渡すことができたり、
生と死という対極があればこそ命を考えることができたり。 

対極のどちらかだけを取り上げて
その対極間にあることを語ろうとすることほど
間の抜けたものはないし、
それぞれが対極でないものを取り上げて、
その間を語ろうとすることにも意味はなく、
その場合、語られた最後の着地点は
大体において別の話とすり変わっていることが多い。











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