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自分らしさとはなんだろう
手探りの中で自分らしさを曖昧に
追いかけるのでは意味は無い
追求の蓋を閉めて日常に慣れ過ぎたまま
自身に言い聞かせるのでは意味は無い
自分探しなんて既存の概念に慣れ過ぎた自分を
切り離していくことにある
切り離そうとして切り離すことのできない
自分の癖、自分の習性、自分の迷い・・
そこに自分らしさなどというものが
在るのかもしれない
私の場合で言うならば
私はとんでもなく泣き虫である
物語を見つめているとつい泣けてしまう
心の中に広がろうとするすべての予感と
物語の行く末を想い涙が込上げる
つまりは
私が泣き虫でいることが
私が私らしく在ることなのかもしれない
私が泣かないようになったら
その時、私は私をきっとどこかに追いやったり
忘れようとしている
私は自分から離れて
存在もしない架空の自分に慣れようとしている
それは結局、自分らしさなどから遠く離れてしまうことだ
私は想う
どんなに無様に他人の目に写ろうが
そんな他人の目に自分自身が慣れてしまぬように
感情に委ねて泣きたい時に
全力で泣いてみようと
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