2009/02/21

[Hippies of Koh Chang] -gramali's sound #7




















*音楽配信サイト「VOON」サービス終了のため
 SoundCloudより配信 (2013/10/15)

本日よりClstr Player3にて
gramali's sound 「Hippies of Koh Chang」を配信中。

Koh Changとはタイのチャン島のことである。
Koh Changはタイでは2番目に大きい島で
バンコクからはミニバスとフェリーを乗り継いで
約9時間ほどで到着できる距離だ。
国立海洋公園として自然保護されていた時期が長く
タイの他の島々に比べ開発が遅くのんびりしていた。
昼間は電気の供給もあったが、夜になれば音楽を鳴らすために
小さな発電機が稼働するくらいで、
ほとんどのカフェやレストランの明かりはオイルランプだった。

ホワイトサンドビーチにもまだまだ人が少なかった頃の話だ。
その頃、ホワイトサンドビーチには多くのタイ人ヒッピーや
世界中からの放浪者が集まっていたものだ。
タイの他の島に比べ若者よりも中高年齢層の旅人が多く、
彼らはよくKoh Changについてこう話していた。

「Koh Changは世界中で遊び倒した者が最後にやって来る場所だ」


それから数年後、それまでの自然保護が撤回され
島には大手企業のリゾート開発ラッシュがおとずれた。
今ではコンビニ、レストラン、ホテル、ゴーゴーバーが軒並み並ぶ。


今回の「Hippies of Koh Chang」は
オイルランプの明かりがあちこちに揺れていた頃の
懐かしきKog Changがイメージになっている。
偏ることなくたくさんの音楽が煙とともに吹き出されていた。













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