インド・ラジャスターン州、アジメール近郊に
ヒンドゥ聖地プシュカルがある。
そのプシュカルで祭のある日は
両面バチ打ち大太鼓の音がそこかしこに響く。
これがラジャスターン・ドールだ。
バチと手のひらを使ってタブラのような音を
こすり出すことはなく、
ただ、ひたすらに叩き続ける。
ど真ん中、直球勝負のようなそれもまたいい。
夜になるとサドゥ達がざわつき始め
煙りが炊かれる頃、ジプシー達が踊り始める。
彼らの叫びに耳を疑った。
彼らは確かにこう叫んでいたのだ。
ジュレラール!!
ジュレラール!!
ジュレラール!!
砂漠の向こう、
国境の先はパキスタン・シンド州だ。
私はその叫びを聞いて嬉しくて嬉しくて・・。
rabiyaと人目も気にせず踊り始めた。
すぐに人集りができた。
私とrabiyaが起爆剤になったのか、
地元のインド人もジプシーも旅行者も
誰も彼も皆で踊り始めた。
インドのプジャはどんな人であろうが
そうすることで皆に喜ばれる参加型だということを
想い出しながら踊り倒した。
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