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インド・ラジャスターン州、プシュカルにて。
怒りの一瞬が収まったスナップ。
ほんの一瞬だ。次の瞬間にもうこの表情はない。
写真には関係ないが、ふと想った。
時代を象徴するものは
その時代の空気感であったり、流行であったり、スタイルであったり、
気質のようなものであったりする。
そしてそれらはまた少しずつ変化しながら次の時代を象徴する。
「あの頃」という時代は
時に空のように
時に箱のように
私たちを包み囲うような背景であり空間である。
あらためて見渡してみれば
私と同世代の人たちは「バブル」という時代を過ごしたが故に
知らぬ間に身についた「時代の象徴」を匂わせている。
それぞれの経験の差異は様々であるにも関わらず、
同じ背景、同じような空間を通り抜けてきたというだけで
匂いが集約されているのだ。
そしていつのどんな振り分けに基づいた時代であろうと、
何となく集約される何かがある。
そんなことをふとTVバラエティ番組を見て想った。
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