2013/04/12

果てしない路 #4 ~sadhu #8~




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インド・ヴァラナシにて。




毎日、同じ時間に同じ場所に佇む。
その時間、その場所を定点として眺める。
目に見える世界、瞼の奥の世界。
眺める世界は時に朧げでしかなく、
時に冴えわたっていたとしても、
感じた世界の中に意味を見出せなくては
見えたうちにはいらない。

見えたことをすぐに誰かに説明しようと試みる者、
感じたことをすぐに口にする者もいるが、
そんな輩は半年後には確実にその時間、その場所にはいやしない。













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