2014/11/23

物語




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想い出が描かれた紙切れがある
紙切れはボロボロで他人が見れば
紙屑にしか見えない

でも紙切れにはとても大切なことが書かれてある
誰にでもそんな紙切れはあるだろう

サルナートまでの往復を任せたこのサイクルリキシャの男は
寡黙に淡々と全力で仕事に没頭する青年だった
交渉時の3倍以上の金を支払った私に
手帳に挟んだボロボロの紙切れを見せてくれた

何が書かれてあるか解らなかったが
その紙切れを胸に押し当て彼は私に言った

「お袋からの一言なんだ」







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