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2013/11/16

みなものかけら #10〜[Piece of water surface (水面の欠片)] -gramali's sound #18〜















みなものかけら #9






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水面の欠片 #9

ずいぶん水が汚れたなぁ、
散歩する人がつぶやく。

斜めに差し込む幽かな夕日に
ほんの少し照らされた水面。

それは街のネオンに薄く浮かび上がる
路地裏のようだった。

夜が水面に息衝いた。
さぁ、帰ろう。











2013/11/15

みなものかけら #8




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水面の欠片 #8

うっすらと青く鈍い
その水面の空は
訪れようとする
冬を想わせた











みなものかけら #7




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水面の欠片 #7

映す世界と
映る世界は
水面を堺に
すべてが一つの
模様のように
見えることがある











2013/11/13

みなものかけら #6




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水面の欠片 #6

さざ波に
溺れげになる
水面の風景は
涙に覆われた
風景のようだ









みなものかけら #5




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水面の欠片 #5

その水面には
浮き草があり
樹の影があり
空と雲があり

近寄った私の顔があり
横で笑う君の顔があった









2013/11/12

みなものかけら #4




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水面の欠片 #4

「水面」ひそやか
「色」浮かべ
「生」証し
「大気」想わせる










2013/11/10

みなものかけら #3




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水面の欠片 #3

それは自身から湧いているのか、
それとも他から植えつけられたものか、
世代か、風習か、イメージか。

どこから来るのかおぼろげで
幽かな懐かしさ。











2013/11/09

みなものかけら #2




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水面の欠片 #2

だれかさんが
だれかさんが
だれかさんが
みつけた
ちいさい秋
ちいさい秋
ちいさい秋
みつけた
(詩:サトウハチロー「ちいさい秋みつけた」)


何となく口ずさんだが、
その先の詩を想い出すことができなかった。











2013/11/08

みなものかけら




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水面の欠片

水面に映るすべてに心惹かれたわけではない。
一瞬の、ほんの一欠片に
突然、吸い込まれたような不思議な感触があった。
見つめ続けていると
その水面の欠片は私の中で
まるで違う別の何かに変化するようだった。